日別アーカイブ: 2013/03/17

「アーサー・ピューティーは夜の魔女」

アーサー・ピューティーは夜の魔女 (MFコミックス フラッパーシリーズ)(Amazon)

オススメコミック。コミックフラッパー連載中、「フランケンふらん」「ヘレンesp」の木々津克久著。

謎のバクテリアの感染爆発によって、高い能力を身につけた人類は、人に似て人のフリをし人類を支配していた魔の者たちの存在に気付き、そして狩り始めた。アーサー・ピューティーは夜の魔女として恐れられていた存在だったが、団結した狡猾な人間達に追い詰められ、仲間達の下へ逃げ伸びていくのだった……。

「能なしの猿の大群め 霊長類とは我々のことなのに」とは、本作のヒロイン、アーサー・ピューティーの台詞。支配していた者が支配されていた者たちに追われ、個の力では負けないものの集団ではまるで歯が立たない。同類達の住処へ逃げ込んでもすぐに人間達がやってくる。行く先々でトラブルを引き起こしながらもアーサーの逃避行は続きます。

人間以外の視点から人間を視るという、社会風刺の効いた作品です。逃げるアーサーもやられっぱなしではいません。要所では力づく。なお、第6話には木々津克久の別作品のキャラクターも登場します。これは知っている人だけ楽しめる。〆

※この記事は2011/03/29に「Psychelia.com」に掲載したものです。