日別アーカイブ: 2018/03/12

「ラジエーションハウス」



ラジエーションハウス 1 (ヤングジャンプコミックス)

おすすめコミック。「いでじゅう!」「今日のあすかショー」のモリタイシ(漫画)、「Smoking Gun」の横幕智裕(原作)、グランドジャンプ連載中。

五十嵐唯織(いがらしいおり)は、甘春総合病院に勤める診療放射線”技師”。彼の職場は、CT検査やMRI検査などの断面写真や、レントゲンやマンモグラフィーを行う放射線科、通称ラジエーションハウス。五十嵐は非常に高い技術を持ちながらも、医療に打ち込むあまり、ちょっとコミュニケーションが苦手。幼少のころに好きになった、幼馴染で放射線科医の甘春杏(あまかすあん)を助けようと、同じ病院に就職するが、彼女は自分のことをすっかり忘れている模様。杏ちゃんに気付いてもらえるように、彼女を陰から支えるために、放射線技師としての能力をいかんなく発揮していく。

我々が普段治療や手術をしてもらうのは、外科や内科のお医者さんですが、その医者が判断するための断面写真を撮影する専門の技師・医師が存在し、彼らの力で見つけ出すことができる病気がある、というのがコンセプト。

主人公の五十嵐は、ワケあって医者としても超一流の目や判断力を持ち、他の技師や医師が見つけられなかった症状を見つけ出したり、患者から得た小さなヒントから病の真相を見つけ出すことができます。

医師であるヒロインの杏を、技師として支えようとがんばるのですが、杏が見つけられなかった症状を彼が見つけるということは、彼女の自信やプライドをへし折っていくことになります。常にタブレットで断面写真を眺めているなど、奇行も目立つため、逆に杏から距離を置かれていくことになってしまうのですが、彼が救う人々の笑顔が、やがてその距離を埋めていきます。

硬派でウェットな医療ドラマでありながら、杏とのラブコメもあり、硬軟織り交ぜたストーリー展開が秀逸です。なにより杏ちゃん(28)可愛い。

試し読みはこちら。〆