「時坂さんは僕と地球に厳しすぎる。」

時坂さんは僕と地球に厳しすぎる。 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)(Amazon)

オススメコミック。「乱飛乱外」の田中ほさな著、ゲッサン(月刊少年サンデー)連載中。

高校生の身で1人暮らし。それゆえ世間体を気にして、平凡で慎ましやかに暮らすことを旨とする少年・空木宗也(うつぎそうや)。ゴミ捨ての際はきっちり分別する几帳面。ある日、宗也のクラスにどこか世間ずれした美少女・時坂暦(ときさかこよみ)が転校してくる。時坂さんはなぜか宗也が気になる様子だが、宗也に思い当たるフシはない。その日から、宗也が分別して出したゴミが、毎夜毎夜、何者かの手によって逆分別される怪現象が起こり始める……。

地球にやさしい、の逆。諸般の理由により、地球に厳しくしていく羽目になった少年・少女のお話。その理由は本編を読んでいただくとして、あの手この手で環境破壊を試みますが、一見ネガティブなそれらの行為をうまくコメディとしてまとめあげられています。地球を守る主人公と、地球を守るために破壊するヒロインの口論は、まったく論点が噛みあってなくちぐはぐで面白い。

悪だくみをする時に、目が★になる時坂さんが可愛いです。「不法☆投棄ってやつですよね」とか台詞の☆の使い方も素敵。言ってることとまったくマッチしてねぇ。ほか、環境に関するちょっとした勉強になったりして、目立たないけれども良作です。〆

※この記事は2012/04/16に「Psychelia.com」に掲載したものです。

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