「瑠璃垣夜子の遺言」

瑠璃垣夜子の遺言 1 (BLADE COMICS)(Amazon)

オススメコミック。宮下未紀著、コミックブレイド隔月連載中(奇数月)。

瑠璃垣夜子(るりがきよるこ)と兄・龍一郎の二人だけが知る秘密。それは7年前、夜子をいじめる姉・雷花(らいか)を殺して川底に沈めたこと……。高校生になり、17歳になった龍一郎の誕生日に、差出人のないプレゼントが送られてくる。箱を開けると、かつて雷花が使っていたかんざしが現れた。動揺する夜子の元に、雷花そっくりの幽霊が現れて……。

現れた幽霊は、雷花そっくりではあるが、どうやら雷花ではないらしい。名家瑠璃垣家に何百年も前から居ついているが、善悪に興味なく、ただ話し相手が欲しいだけ。夜子は彼女を利用し、かんざしを送りつけてきた犯人を探し、口封じをするために行動します。

少女マンガにありそうな展開を、萌え絵(?)でやってるような作品。夜子の交友関係がドライすぎて怖い(元いじめられっ子というのもあるけれど)。雷花にやられたらしく右眼が義眼、また助けてくれた兄を異常に慕っているブラコン属性あり。犯人探しも自分のためと言うより、兄の身の安全を考えてのこと。

イマイチ頭の回転が悪い幽霊を、うまいこと利用して犯人をあぶりだし、追い詰めていく夜子に注目。囮、威嚇、けん制、偵察、いろいろと使えて幽霊って便利。そして夜子は敵に対して容赦なし。怖いよー。〆

※この記事は2012/05/14に「Psychelia.com」に掲載したものです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)