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「大上さん、だだ漏れです。」



大上さん、だだ漏れです。(1) (アフタヌーンKC)

おすすめコミック。「じごくあね」の吉田丸悠著、アフタヌーン連載中。

ちょっとエロいことに興味を持つお年頃、高校一年生の大上芽衣子は、トイレで隠れで男性器の本を読んでしまうちょっと性欲過剰な子。一方、物静かで何を考えているのか分からない男子・柳沼慎一郎は、とある理由から、人に触る、触られることに極端に拒否反応を示す。高校では孤立気味で友達がいない二人だったが、大上が柳沼のある秘密を知ってしまったことから、二人は秘密を共有する友達となる。

エロ妄想というものは、決して人には知られてはいけないもの。特に大上はその手のことに興味津々で、バレないようにとびくびくしながら過ごしていましたが、柳沼に出会ってしまったことで、そのことが露呈します。

柳沼は自分に触れたものが本音を話してしまう、という特異体質の持ち主。周囲には秘密にしているため、なるべく人を近づけないようにしていましたが、大上との接触で発覚してしまいます。

偶然接触してしまった大上の本音、第一号は「ちんこ見せて」というとんでもない一言でした。以降、触れた際には、大上のエロ妄想はだだ洩れに……。そんな大上を無感情に見守る柳沼も、秘密を共有する友達として好意を抱くことになっていきます。

触りたいけど触れないという微妙な関係の二人。次々登場するにぎやかな面々を巻き込みつつ、大上のエロ妄想は次々と露呈していきます。そんな大上と柳沼に友情は恋心に発展するのか?

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「春と盆暗」



春と盆暗 (アフタヌーンKC)

おすすめコミック。熊倉献(くまくらこん)著、アフタヌーン連載終了。

バイト仲間のサヤマさんは、笑顔がチャーミングな女性。でもちょっと変わったところがあって、接客の際、しつこいお客さん相手には、見えないところで手をグーパーグーパー。その理由とは? カラオケボックスにやってきた女子高生、お客様名簿の名前がいつも違う。よく見ると中央線の駅の名前? 連れてくる男性もいつも違う。はたして何者なのか? その他二編、全四編+おまけのオムニバス作品。

今一つパッとしない男子と、ちょっと不思議な発想をする女子の恋愛もの。淡々とした日常の中で、どこにでもありそうで絶対ないファンタジー感がよい。また、変な娘だな……と思いつつも、少しでもその娘の事を知りたいとする男子陣がほほえましい作品。

なんとなく手に取ってみましたが、落ち着いた内容で気に入りました。読了後、連載誌どこだったのだろうか、と巻末を見たらアフタヌーンとあり、ああ、アフタヌーンっぽいわ、と納得(伝われ)。

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