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「ミミック」

ミミック (マジキューコミックス)(Amazon)

オススメコミック。山田いぶき著、「amaro」および「マジキューコミックスWeb」連載終了。

クラスで噂の深窓の令嬢・姫小松にしき。入学式に毛皮のコートで現れ話題をさらうと、自家用クルーザーを持っているとか、使用するものはすべてお抱え職人の特注品だとか、さまざまな噂が飛び交うも、真相は謎。ある日、たまたま帰りが一緒になったクラスメイト・万(よろず)星彦が、彼女の後をつけていくと、そこには猪と戦う姫小松の姿があった……。

もう、表紙のまんまです。見た目は可憐な女の子ですが、学校帰りに巨大な猪をボウガンで仕留め、その肉を担いで洞窟(家)へ持って帰り調理。「山賊ダイアリー」にも通ずるところがある、獣狩り漫画です。その他、野草の調理などサバイバリティあふれる一冊。

ヒロインの可愛さと戦闘力(サバイバル力)のギャップ萌えが魅力。偽装バイオリンケースの中にFN
P90
ボウガンとナイフ(銃刀法違反)を仕込むセンスが素晴らしい。お嬢様ではないですが、山生活で世間ずれしているために、一般生徒との会話にさまざまな齟齬が生まれて笑いになっています。調理実習のための鳥肉をかってくるエピソードでは、その世間ずれが最高潮に達します。アホだ。

惜しむらくは、1巻完結のために、キャラクターの掘り下げが追いつかなかったこと。結局何でサバイバル生活をしているのか不明。描ききるためには連載期間がちょっと短かったか。連載誌に恵まれなかったこともあり、もう少し安定した雑誌だったらと悔やまれる。できれば、このまま続きを描いて欲しいところです。試し読みはこちら