おすすめコミック。石山り~ち著、週刊少年サンデー連載中。
3年前、突然空から少女型のロボットが降ってきた。落下の衝撃でバラバラになったロボットは、出自不明、何故降ってきたかは謎のままだった。隕石少女:メテオガールと名付けられたそれは、世界中で毎日降ってくるようになる。最初、原因不明の脅威に振り回された人類だったが、次第になれ、今では雨や雪のような日常の出来事となっていった。高校2年生・岩崎鉄人は、とある日、落下しても完全に故障せず、動き回るメテオガールに遭遇する。そのメテオガールをめぐり、何やら怪しい組織とも対峙することとなり、メテオガールをめぐる事件に巻き込まれていくことになる……。
よくぞこんな設定を思いついたと、感嘆せずにはいられない。まあ、確かに空から女の子が降ってきたら、地面に衝突してぶっ壊れるのは自明の理ではありますが、それを大量の降らせようとするかね?
鉄人には昔亡くした想い人がおり、その少女がメテオガールと深く関わってきます。メテオガールと会話したい、という何やら訳知り顔の変な後輩・羽根とともに、メテオガールをめぐる騒動に巻き込まれていきます。
少女型ロボットがその辺に振ってきてスクラップになるので、エグ目の描写もあり。ただし、ロボットなのでさほど気持ち悪くはなく、無感情な表情はグロさよりも不気味さを感じさせます。このロボットは何故降ってくるのか、その真相を解くまでがこの作品の大きな柱になりそうです。
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