タグ別アーカイブ: Fellows!

「ジゼル・アラン」

ジゼル・アラン (1) (ビームコミックス)(Amazon)

オススメコミック。笠井スイ著、隔月刊漫画誌「Fellows!」にて連載中。

世間知らずのアランお嬢様が、何でも屋「ジゼル・アラン」を開店。犬の散歩から夜逃げまでをモットーに、訪れる人々の小さな依頼を請け負っていく。助手のエリックをこき使って……。

おそらくワケありで家を飛び出したお嬢様が、自立と社会勉強と好奇心のために働くお話は、まあ、予想通りの”私何も知らなかった”展開となるけれど、脇を固めるキャラクターが魅力的だし、各話の構成がしっかりしていて読みやすい。

そうでなくても、ジゼルが可愛いからすべてが許される感じ。とにかく表情が豊富で、笑ったり怒ったり忙しい。服もいいものをたくさん持ってます。性格は好奇心旺盛、行動的、利発。見ていて飽きない娘です。

隔月刊ということで、次巻が出るのがいつのころやらですが、次も買ってみようと思います。〆

※この記事は2010/09/27に「Psychelia.com」に掲載したものです。

「ヒナまつり」

ヒナまつり 1 (ビームコミックス)(Amazon)

オススメコミック。大武政夫著、Fellows! 連載中。

ヤクザ・新田の元に突然降ってきた超能力少女・ヒナ。正体不明の彼女は、超能力による見えない暴力を振るい強引に居候を決め込む。わがまま放題のヒナに翻弄される新田であったが、窮地に陥った時ヒナに助けられ、この奇妙な共同生活を認めるのであった。

ヤクザと超能力少女のバディもの……というかコメディ。強者であるはずのヤクザが少女一人に翻弄され、一方の少女はヤクザを頼らなければ生活できない、二人の年齢は親子ほど離れているという、一風変わったシチュエーション。これが高校生と異世界少女ならよくあるラノベですが、組み合わせの妙がいたるところで活きています。

本編中の新田の台詞「何この…世話係みたいな感じ……。」という言葉が示す通り、押しかけ女房と言うよりも変な小動物が住み着いちゃったような共同生活が面白い。ただし、ヒナが突如出現した理由は今のところ謎。彼女の秘密が物語に含みを持たせている。コメディとして上々、ストーリーの続きも気になる良作。試し読みはこちら。〆

※この記事は2011/07/25に「Psychelia.com」に掲載したものです。