メルティブラッド アクトカデンツァ


メルティブラッド
 はじめに
 キャラクター紹介
 シエル
 メカヒスイ
 吸血鬼シオン
 猫アルク
 PS2
 追加情報

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正式名称メルティブラッド アクトカデンツァ
ジャンル対戦格闘
メーカーエコールソフトウェア/TYPE-MOON
機種アーケード
稼動日2005/03/25
個人的な評価★★★
やりこみ度★★★★
一言メモ単なるキャラクターゲームではなく、大味ながら独特の楽しみができる格闘ゲーム。元ネタがわかるともっと楽しめる。
05/08/05より、Ver.Aと呼ばれるバグ修正版がリリースされました。キャラクター性能も若干変更されています。
最近の更新履歴 2006/11/13 PS2 を更新
2005/08/09 猫アルク(3) を更新
2005/06/20 猫アルク(2) を更新
2005/06/13 猫アルク(1) を追加
2005/06/07 吸血鬼シオン(2) を更新
2005/06/01 メカヒスイ(2) を更新
2005/05/27 吸血鬼シオン(1) を追加
2005/05/21 キャラクター紹介(2) シエル(2) メカヒスイ(1) を追加
2005/05/14 はじめに キャラクター紹介(1) シエル(1) を追加
関連リンク メルティブラッド アクトカデンツァ オフィシャルサイト

TYPE-MOON 商業オフィシャルサイト TYPE-MOON 同人オフィシャルサイト

真月譚月姫オフィシャルサイト


はじめに 〜月姫からメルティまで〜

本作は同人サークルTYPE-MOONが発売したノベルタイプのアドベンチャーゲーム「月姫」が原典の格闘アクションゲームです。月姫は同人ソフトとしては異例の大ヒットとなり、同人作品である月姫をネタにした同人誌が描かれるという、極めて異例の現象を起こし、さらに商業アニメとしてNHKBSで放映されるなど、同人世界の金字塔を打ち立ててきたお化けソフトです。

ストーリーはシナリオ分岐により一つではありません。ただし発端は同じ。主人公の高校生、遠野志貴は幼いころの事故により、ものの壊れる線が見えるようになってしまった。事故のあと数年間、親戚の家で生活していたが、父親の死を機に妹・秋葉のいる屋敷に戻ることになる。そんなおり、彼の住む美咲町に猟奇殺人事件が発生。事件の犯人、アカシャの蛇こと吸血鬼ロアを討伐に来た真祖と呼ばれる吸血鬼の姫・アルクェイドと偶然に出会った志貴は、なぜか自分を見失いアルクェイドを殺してしまう。その後、復活したアルクェイドに殺人者としての実力を認められ、ともに吸血鬼ロア討伐に乗り出すが・・・。という話。

アニメ版では特に顕著ですが、一人一人がかなり悲劇的な過去を持っていて、それが次第に明らかになっていくようなストーリーです。シナリオが秀逸で読みやすく、世界観や人間関係の相関性も斬新であり、奥の深い内容となっています。志貴を取り巻くヒロイン達の仲、というか相性が非常に悪く、その辺のけんけんがくがくのやりとりも見所の一つです。

シナリオ担当の奈須きのこ氏はこれが出世作となり、「空の境界」などの商業用ライトノベルを執筆しています。また、続編として、月姫PLUS+DISC、歌月十夜、メルティブラッド、メルティブラッドRe・ACTとすべてPC専用として発売され、アーケード用としてメルティブラッド・アクトカデンツァにいたります。

メルティブラッド(PC)は月姫の続編として位置づけられており、吸血鬼化の治療の研究のため、志貴の住む街を訪れたシオンが、志貴と協力して目的を果たすために戦うが・・・というものです。ストーリーモードでは、ノベルを読み進んで行き、要所で戦闘が発生、戦闘の勝敗によってシナリオが分岐していく仕組みです。分岐によっては目的とまったく関係ない方向に進んでいきますが、シエルやネロ・カオスを退けワラキアの夜を撃破するのが基本線です。その後、拡張版としてRe・ACTが発売、キャラクター追加、システム補正などされました。アーケード版では各キャラクターの5人目、10人目で会話シーンがある以外は、通常の格闘ゲームのようにノベルパートはありません。



ゲームの特徴と対戦の傾向

ゲームの特徴を箇条書きでまとめます。

  • 通常技に派生がある・・・ビートエッジでのチェーンコンボのほかに、同威力の攻撃(C→Cなど)に派生があり、これも連続技になります。
  • 何にでもキャンセルがかかる・・・ほぼすべての通常技にキャンセルがかかります。攻撃をキャンセルして必殺技が基本ですが、必殺技以外に、ジャンプキャンセル、ダッシュキャンセルなど選択肢が多くなっています。ただし、スーパーキャンセル(必殺技キャンセルEXエッジ)は特定の技のみ可能となっています。
  • EXエッジ・・・ゲージがあるときは、Cボタンで出す必殺技がすべて強化必殺技(EXエッジ)になります。ボタン同時押しや、二重入力が不要で出しやすい分、暴発の可能性も高くなっています。
  • 削りフィニッシュがない・・・体力が0になると、必殺技をガードしても体力が減らなくなります。必殺技で削り殺されることがありません。
  • キャラクターが小柄・・・女性キャラクターが多く、体が小さい分、攻撃を当てづらく当たりにくくなっています。
  • 相殺が頻繁に発生する・・・攻撃が重なると相殺されます。相殺は高い確率で発生し、状況によって有利不利が異なります。
  • 低空空中ダッシュ・・・ジャンプ後すぐダッシュをすると低空空中ダッシュとなります。コマンドは地上にいるとき→(右向き時)と入力すると簡単。
  • エリアルレイヴ・・・相手を宙に浮かす攻撃をジャンプまたはハイジャンプでキャンセルすると、空中の敵に追撃できます。無理に使う必要はありませんが、魅せ技としては非常に良い。


アークドライブ発動条件

「ブラッドヒート状態のとき」、地上または空中でのEXシールド成立でアークドライブが発動します。下記に全キャラクターの発動条件を掲載します。前作リアクトと違い、立ち・しゃがみの区別がなくなり、どちらも地上扱いになりました。

シオン・・・地上EXシールド成立
アルクェイド・・・空中EXシールド成立(※1)
シエル・・・空中EXシールド成立
遠野秋葉・・・地上EXシールド成立
翡翠&琥珀・・・地上EXシールド成立(※2)
翡翠・・・地上EXシールド成立
琥珀・・・地上EXシールド成立
遠野志貴・・・地上EXシールド成立
有間都古・・・地上EXシールド成立
ワラキアの夜・・・地上EXシールド成立
ネロ・カオス・・・地上EXシールド成立
吸血鬼シオン・・・地上EXシールド成立
暴走アルクェイド・・・地上EXシールド成立
赤主秋葉・・・地上EXシールド成立
メカヒスイ・・・空中EXシールド成立
七夜志貴・・・地上EXシールド成立
弓塚さつき・・・地上EXシールド成立
蒼崎青子・・・地上EXシールド成立
レン・・・地上EXシールド成立
軋間紅摩・・・空中EXシールド成立
猫アルク・・・地上EXシールド成立

※1・・・相手が遠野志貴か七夜志貴の場合、十八分割という特殊なラストアークが発動する(志貴に十七分割された恨み?)
※2・・・翡翠がメインの場合は翡翠のラストアーク、琥珀の場合は琥珀のラストアークが発動する



キャラクター紹介


※すべてネタバレになっています!これからゲームをプレイする人、アニメを見ようと思っている人は見ないでください!データはアニメ版、メルティブラッド(PC)、月姫読本を参考にしています。

シオン・・・シオン・エルトナム・アトラシア。メルティブラッドの主人公。吸血鬼化治療の研究をしている「アトラスの錬金術師」。かつてワラキアの夜の討伐隊として派遣されたが、処断は失敗し仲間は殺され、街の人間は大虐殺された。ワラキアの夜によって吸血鬼にされた過去を持ち、ワラキア追撃と自身の吸血鬼化回避のため戦う。劇中、事件の重要人物であり、シオンの良き理解者である遠野志貴とパートナーシップを築いていく。エーテライトによって、相手の思考を読み取ったり、操ったりできる特殊能力を持つ。普段は合理的でクールだが、揚げ足を取られると逆上するというかわいい一面も持つ。
アルクェイド・・・月姫のヒロイン、「月の民の白い姫」。真祖と呼ばれる吸血鬼の一人だが、血は嫌い、吸血をしないことを誇りとしている(ロアの血を吸い、吸血鬼にしてしまったからというのが本当の理由)。次々と転生する吸血鬼ロア(アカシャの蛇)を追い、志貴の住む街にやってきたが、危険を察知した志貴に十七分割され殺されてしまう。その後自力復活するが、分割されてしまったため、戦闘力が低下し、理性によって抑えていた吸血衝動も抑えきれなくなってしまう。殺した責任をとらせるべく、志貴に無理矢理ロア退治を協力させる。好奇心旺盛なアルクエィドは、やがて志貴とはパートナーを超えた絆を持つようになる。メルティブラッドでは実体のない無敵のワラキアを本来の姿に具現化し、シオンと志貴を助ける。
シエル・・・遠野志貴の学校の先輩。おしとやかな女性だが、本当は教会よりロア処断の令を受けた異端審問所轄埋葬機関の代行者で、黒鍵(こっけん)と呼ばれる投剣を操り戦う不死身の戦士。実は以前ロアだったことがあり、アルクェイドにより始末された過去を持つ。当然、アルクェイドと仲は悪く、吸血鬼として警戒している。秋葉から毛嫌いされているが、自分は(秋葉は嫌いだけど)我慢できます、と面と向かって恐ろしいカウンターを放つ。カレーが大好き。屋根の上、街灯の上など、いつも高いところに現れる?
遠野秋葉・・・遠野志貴の妹。気性の激しいお嬢様で、かなり自己中心的。兄ですら掌握できないと気がすまない。土地をすべる遠野家の当主(遠野家は過去に人間でないものと混血し、特殊な能力を有するが、体液・血を吸わないと理性を失い暴走してしまう)。本気になると(発症すると?)髪が赤くなり炎を操る。メルティブラッドでは独自にタタリの捜索に乗り出すが、ルートによっては踏んだり蹴ったりの目にあったあげく、琥珀にジャイアント秋葉にされてしまう。それはまるで某格闘ゲームに登場したアポカリプスのよう・・・。
翡翠&琥珀・・・遠野家のメイドさん。志貴、秋葉の身の回りの世話をしている。明るく好意的な琥珀と、冷淡で機械的な翡翠の双子の姉妹。遠野家の秘密を知り、秋葉のための血液バンクでもある(自分の血をささげる)感応能力者。二人は彼女たちなりに志貴と秋葉の幸せを願い行動を起こす。メルティブラッドでは琥珀がタタリに取り憑かれ、遠野家のっとりを企てて秋葉に反旗をひるがえす。
翡翠・・・翡翠単体。琥珀の悪巧みの片棒をかつがされる。一応琥珀を思いとどませようとするが、結局協力して秋葉と志貴に立ち向かう。
琥珀・・・琥珀単体。メルティブラッドのルートによっては、デタラメのかぎりをつくす。秋葉と志貴を遠野家地下帝国に落として亡き者にしようとしたり、秘密裏にメカヒスイを造っていたり、秋葉に秘密の薬"まきゅーX"をの静脈注射し巨大化、G秋葉(ジャイアント秋葉)にしてしまうなど・・・。デタラメすぎてシオンは計算が追いつかず倒れてしまう。遠野家の裏庭に琥珀謹製マジカル魔境サイコガーデンを所有し、キチガイナスビや危険なサボテンを育てている。
遠野志貴・・・月姫の主人公。子供のころ、交通事故にあっていらい、「ものの壊れる線」が見えるようになる(これを直死の魔眼という)。志貴はその線にナイフで亀裂を加えると、どんなものでもたちどころに壊す能力を持つ。蒼崎青子に与えられた眼鏡をかけるとその線は見えなくなるため、普段は眼鏡をしている。アルクェイドと出会ってから、猟奇殺人事件の犯人ロアを捜索排除するために戦う。メルティブラッドでは、再び発生した(と噂される)猟奇殺人の捜査中にシオンと出会い、協力してワルキアの夜を倒すべく戦う。
有間都古・・・志貴が事故の後に暮らしていた有間家の娘、志貴の妹。志貴には冷たい態度をとる(というか何かいいたげな目でにらみ続ける)が、実は表現が苦手なだけで、本当は志貴を慕っている少女。ナンチャッテ八極拳の達人で、メルティブラッドではタタリに憑依され開眼、真の達人と標榜する。
ワラキアの夜・・・二十七祖の13番目にして、メルティブラッドのラスボス。人々の噂を現実化し噂通りに吸血行為を繰り返すイレギュラーな死徒。シオンはそれをタタリと呼び、悪い噂が蔓延すればするほどそれが現実にしてしまうという恐ろしい存在とする。中世、ルーマニアのワラキアの街で呪いの噂が蔓延したとき彼が生まれ、街の人間は皆殺しにされた(ゆえにワラキアの夜と呼ばれる)。志貴の街は猟奇殺人事件の前例があるため、再びあの事件が起こるのではないか?という人々の噂が彼を生んだ。
ネロ・カオス・・・真祖に吸血されたものは死徒と呼ばれ、ネロはその中でも強力な二十七祖と呼ばれる特別な死徒の一人。666匹の使い魔をかる吸血鬼。アルクェイドを追い志貴の街に現れ、アルクェイドの滞在するホテルの宿泊客や従業員を皆殺しにする。好戦的で目的のためなら手段を選ばない男。彼の存在が志貴に吸血鬼との戦いを決意させた。
吸血鬼シオン・・・ワラキアの夜によって吸血鬼化したシオン。記憶のコピーによって構成される自分に絶望し、ワラキアの下僕と化した姿。メルティブラッドのルートによっては出現。同世代の初めての友達、志貴に恋心が芽生えてしまったシオンは、絆と血を求め志貴に襲いかかる。ただし、理性は存在しており、志貴の力ずくの説得により吸血衝動は抑えられ復活。ワラキアに反抗する。
暴走アルクェイド・・・抑制の効かなくなったアルクェイド、通称ワルクェイド。こうなるともう止まらない。メルティブラッドでは、ワラキアの夜がアルクェイドの姿で現れたときの状態。
赤主秋葉・・・殺る気100%、本気の秋葉。紅赤朱(くれないせきしゅ)という、正気を保てなくなった暴走状態。こうなるともう人間には戻れないらしい。秋葉は視認した生物から熱を奪う略奪の混血だが、このとき赤い糸のようなものが現れ、檻のように封鎖、巻きつき焦がす。これを檻髪(おりがみ)といい、秋葉のアークドライブ(赤主・檻髪)となっている。
メカヒスイ・・・メルティブラッドで登場。琥珀が秋葉の目を盗み遠野グループ兵器部門で開発した"都市潜伏・制圧を目的とした愉快型兵器"、その名もメカ翡翠ちゃん。遠野家のっとりの秘密兵器として立ち上がる。敗れても道連れ機能が作動し、秋葉を亡き者にしようとするが・・・。
七夜志貴・・・魔物ハンターである七夜一族の子孫、遠野志貴の本当の姿。反転衝動によって志貴の意識が薄くなった状態。魔物をみたら即誅殺!
弓塚さつき・・・通称さっちん。志貴の学校の同級生(アニメ版では志貴の友人であり、中学のとき助けてくれた志貴に片思いをしている)。猟奇殺人事件に巻き込まれ、吸血鬼にされてしまい、志貴に始末される。アニメ版では最後まで健康に健在。メルティブラッドでは未登場だが、リアクトではシオンと路地裏同盟(日の当たらない吸血鬼仲間)として健在という設定な様子。
蒼崎青子・・・幼いころの志貴にものの壊れる線を見えなくする眼鏡を授けた青の魔法使い。むやみに力を使わないようにと志貴に諭し、志貴は長年約束を守り続ける。赤い髪が特徴的だが、その出生はまったくの謎。月姫のラストでは、再び志貴の前に現れ、力のあり方を問う。このとき、志貴は彼女を先生みたいと呼び慕う。シオンからはロンドン(教会)の問題児といわれていた。マジックガンナー・ミスブルーとも。リアクトでは事件の黒幕。
レン・・・アルクェイドの使い魔で夢魔の少女。歌月十夜で登場。ほとんどしゃべることはない。
軋間紅摩・・・"きしま こうま"と読む。遠野家の分家、軋間家の当主。遠野秋葉の父、槙久が危険視した七夜一族を滅ぼす際の切り札として投入された。予想以上の戦果をあげ、志貴以外の一族は掃討される。よって志貴の仇敵。灼熱、炎焦を操る鬼種。歌月十夜に登場、アクトカデンツァでプレイヤーキャラクターとして追加。
猫アルク・・・月姫のヒントコーナーで知得留(しえる)先生の付き人として登場。猫王国グレートキャッツビレッジの人(猫?)。メルティブラッドではメカヒスイのライバル。琥珀に言わせると人類史上かってないほどのブサイクなお化け。






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